実家へお披露目
狛犬は僕のおもちゃ。
三輪車は、僕の宝物。
そうだ、カタカタもあったぞ。
存在自体が、みんなの世代を績ぐ、喜びであり、希望だったよね。
すこし、おもすぎたけど。
ご先祖様は、僕にどう生きてほしかったのだろう。
子孫繁栄!
末は博士か大臣か!
財を成し故郷へ錦を飾る!
親戚一同豊かに、万歳!
時期先祖様の候補者より
重く感じなくてよい。
ただ生きていけばよい。
そして、自分よりほんの少しだけ、賢くなれば良い。
なれなくとも、次の代が、すこしよくなればよい。
あせらんでよい、時期が来てから、こちらにおいで。