ときは、とどまることを知らない。
いま、こうしているうちにも、ときは過ぎていく。
そして、ときは、あまりにも短い。
僕には、知恵も知識も金も体力も無い。
ただ、ただ、明日に向かって生きつづけるだけ。
狛犬は僕のおもちゃ。
三輪車は、僕の宝物。
そうだ、カタカタもあったぞ。
存在自体が、みんなの世代を績ぐ、喜びであり、希望だったよね。
すこし、おもすぎたけど。
ご先祖様は、僕にどう生きてほしかったのだろう。
子孫繁栄!
末は博士か大臣か!
財を成し故郷へ錦を飾る!
親戚一同豊かに、万歳!
時期先祖様の候補者より
重く感じなくてよい。
ただ生きていけばよい。
そして、自分よりほんの少しだけ、賢くなれば良い。
なれなくとも、次の代が、すこしよくなればよい。
あせらんでよい、時期が来てから、こちらにおいで。
ねぇー
どこか遠くへいきたいな~
学校には行きたくないな。
先生も僕の事、嫌いだって。
あ~、はやく大人になりたいな~。